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塩を振るときになぜ高い位置から振るのか

料理番組などでプロの料理人が料理をするシーンが出てくるときがあります。
プロの料理人は一般の人とは異なる色々な技で食材をどんどん美味しくしてくれます。
すると素人は形だけ真似をするとおいしく作れるのではないかと考えるときがあります。
中華料理なら鍋を大きく振れば美味しくなるように感じますが、それだけで美味しくなるわけではないでしょう。
日本料理の料理人などでは良く食材に塩を振ることがあるかもしれません。
通常は食材の少し上から全体にかかるように位置をずらしながら塩を振るでしょう。
でもプロの料理人は高いところから特に移動させることなく塩を振っています。
これできちんと塩味が付いているのか心配になるかも知れません。
塩などの粒子が細かいものを近くから落としてもその直下にしか落ちません。
でも高いところから落とすとより広い範囲に均等に落ちていきます。
軽く塩味をつけたいときなどは近くから振るのではなく高いところから振ると良いでしょう。
素人でもできるテクニックと言えるでしょう。

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